建設業許可

国土交通大臣許可・・・・・二つ以上の都道府県に営業所がある場合。
知事許可・・・・・一つの都道府県に営業所がある場合。

建設工事自体は営業所の所在地に関わりなく、他府県でも行うことができます。例えば東京都知事から許可を受けた建設会社は、営業活動は東京都内の本支店のみとなりますが、その本支店における契約に基づいた工事は日本中どこでも可能となります。

建設業の許可区分建設業の許可は、一般建設業と特定建設業に区分されています。

許可の有効期間は5年間許可の有効期間は、許可のあった日から5年目の許可日に対応する日の前日をもって満了となります。したがって、引き続き建設業を営もうとする場合には、期間が満了する日の30日前までに、当該許可を受けた時と同様の手続により更新の手続きを申請しなければなりません。手続きをとらなければ期間満了とともにその許可を失い、建設業の営業をすることができなくなります。

平成18年3月1日許可日の場合 平成23年2月28日で許可が切れてしまいますので、更新手続を1ヶ月前の平成23年1月31日までに申請しなければなりません。

許可を受けるための要件・経営業務の管理責任者が常勤でいること。
・専任技術者を営業所ごとに常勤で置いていること。
・請負契約に関して誠実性を有していること。
・請負契約を履行するに足る財産的基礎又は金銭的信用を有していること。
・欠格要件等に該当しないこと。
・暴力団の構成員でないこと。

上記の中で許可を受ける最大のポイントは経営業務管理責任者と専任技術者!!

1. 『経営業務の管理責任者』
『経営業務の管理責任者』とは、その営業所において、営業取引上対外的に責任を有する地位にあって、建設業の経営業務について総合的に管理し、執行した経験を有した者(法人の役員又は委員会等設置会社における執行役、個人事業主又は令第3条の使用人等であった者)をいいます。なお、「経営業務管理責任者」は常勤でなければなりません。

2. 『専任の技術者』
『専任の技術者』とは、その営業所に常勤して、専らその業務に従事する者をいいます。「経営業務の管理責任者」と「専任技術者」との双方の基準を満たしている者は、同一営業所内において、両者を1人で兼ねることができます。

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